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【ハイゼットジャンボ10万km超“お疲れ状態”からの復活】異音・振動・エアコン不良

こんにちは、レイラカーズです。


今回ご紹介するのは、在庫として入庫した軽トラック

S211P型ハイゼットジャンボATの4WD

走行距離は10万kmオーバー、入庫時から「かなりお疲れの状態」で、いくつもの不具合を抱えていました。



入庫時の主な症状


  • 走行中に「ダダダダッ」という周期的な振動と異音

    • アクセルを踏み込むと発生

    • 駆動系に負荷がかかった際に必ず出る

    • 速度域を問わず異音が出るのが特徴


  • ATミッションのつながりが悪い

    • 異音が強くて分かりにくいが、変速ショックが若干ある


  • エアコンが効かない

    • ACスイッチを押してもコンプレッサーが作動せず

    • ブロワファンは正常で十分な風量は出ている



点検・整備内容


早速潜ってみましょう!

ドライブシャフト、フロント/リアのプロペラシャフト、各部マウント...怪しい部分を目視&バールで点検していくと…

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見つけました....




駆動系の異音の修理

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リア側のプロペラシャフトのユニバーサルがガタガタになってますね。

異音と振動の原因はプロペラシャフトのユニバーサルジョイント摩耗でした。


これはASSY交換決定です。

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中古良品のプロペラシャフトが売られてたのでポチッと調達(約7000円)


14mmのボルト4本取り外してバールでこじってサクッと交換

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プロペラシャフトを抜くと、スプライン側からギアオイルが出てくるので垂れる前に音速で脱着...作業完了です笑



結果:どの速度域でも出ていた異音と振動が解消されました。




ATミッションの変速ショック


レベルゲージからオイルを少し抜き取って目視点検すると...赤黒い


新品ATFは綺麗な半透明の赤色をしています。

(写真撮り忘れました汗)


変速ショックの原因はATFの劣化ですね。


ひどい状態だとオイルパンを剥がしてストレーナーの交換をしてからの作業になりますが、今回はそこまでATFの状態が悪くなかったので抜き替えだけ。

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一度に抜けた量は約3L でした。


これを2回の施工して計6Lを交換


かかった費用は

ATF:1,800円/L(税込)

合計:10,800円(税込)


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ついでにエンジンオイルも交換しておきました。



結果:つながりがスムーズになり、ギアなりも減少、すこぶる快調に改善




エアコン不良


原因は冷媒ガス不足でした。

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  • 冷媒ガス 200g × 1缶:1,650円(税込)

    • 蛍光剤:1,100円(税込)

    • 原価合計:2,750円(税込)



    結果:冷えは復活。リークテストでは顕著な漏れは見られず。ただし微小リークの可能性ありのため経過観察中。



整備コスト(原価ベース)


  • プロペラシャフト:7,000円

  • ATF:10,800円

  • エアコン:2,750円


    合計:約20,550円(税込)

*ご依頼頂いた場合は工賃やショートパーツは別途請求になります。

たった2万円の原価で見違えるほど元気になりました!


まとめ


入庫時は「正直、このままでは厳しい」という状態でしたが、


  • プロペラシャフトAssy交換

  • ATF交換(計6L)

  • エアコン整備


上記施工で、過走行軽トラとは思えないほど状態が復活しました。

こちらのジャンボは当面の間は当社の営業車として活躍して頂きましょう笑


欲しいって人がいたらお嫁に出します。



📌関連リンク



担当直通

TEL:080-6245-1757


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