
【ボルボ V40 D4 ディーゼル オイル漏れ修理】タペットカバーパッキンの交換
- 2025年9月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年9月28日
今回ご紹介するのは、弊社在庫のボルボ V40 D4 ディーゼルエンジンのオイル漏れ修理の様子です。

ご成約いただき、納車前チェックと整備のためアンダーパネルを取り外したところ……
エンジン下部にまで達するオイル滲みを発見、
このままでは安心してお渡しできませんので、急遽修理に取り掛かります。
点検・原因特定
滲みの経路を追って確認したところ、原因はタペットカバーからのオイル漏れでした。

欧州車あるあるですね…汗
ここからのオイル漏れは欧州車の純正仕様と言っても過言では無いでしょう。
国産車と違いボルボは何をするにも整備性が悪く...特にこのV40 D4は、ディーゼルエンジンのためタペットカバーにアクセスするまでに多くの補機類を外す必要があり、作業は手間がかかります。
とはいえ、泣き言を言ってもクルマは治りません。
さっそく作業開始です。
分解作業
修理にあたり、まずは周辺の部品を順に取り外していきます。
インテークパイプ
バキュームホース
各種カプラー類
このとき、バルクヘッドとの隙間にあるトルクスネジが非常にアクセスしにくく、手探りで取り外しました。

↑こいつが曲者
さらにディーゼル特有の工程として、
高圧燃料ライン
フューエルレール
インジェクター

を外して、ようやくタペットカバーまで辿り着きます。

カバーを外した内部は、スラッジの堆積も少なく、オイル管理は比較的良好な状態でした。

パッキン交換
劣化していたタペットカバーパッキンを新品に交換。
取り付け面を丁寧に清掃・脱脂し、トルク管理を行いながら確実に組み付けました。
このとき、曲面(R)のきつい部分には液体ガスケットを薄く塗布しないと、新品パッキンでも再度オイル漏れを起こす可能性があるため要注意です。
組み付け後は、外した燃料ラインや配管類を元通りに復元し、増し締め確認を入念に行いました。
修理後チェック
エンジンを始動し、しばらくアイドリング。
オイル漏れも燃料漏れも完全に解消されていることを確認しました。
これで安心して納車に向けた準備が整いました。
まとめ
タペットカバーパッキンは経年劣化でオイル滲みが発生しやすい部品です。
しっかりとした点検と手間を惜しまない修理が欠かせません。
レイラカーズでは納車整備の段階でプロチェックサービスを取り入れ出来るだけ小さな不具合も見逃さず、安心してお乗りいただける状態に仕上げる努力しております。
概算見積り(参考)
同様の修理をご検討の方への目安を以下に
部品代(タペットカバーパッキン等):約5,500円
ショートパーツ・材料費:約1,000円
工賃:8,800円 × 2.5h = 22,000円
合計:約28,500円(税込)
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