【スペーシア(MK32S) パワースライドドア開閉不良】原因と安価に直す方法
- 2025年9月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年9月26日
こんにちは、レイラカーズです。
今回は スズキ・スペーシアカスタム(MK32S)の電動スライドドア修理 の事例をご紹介します。
今回ご紹介する内容は、電動スライドドアのトラブルであれば多くの車種に共通(中身の部品が同じ)するケースです。お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

症状
お客様から伺った症状は以下の通りです。
スライドドアが開いたり開かなかったりする
途中で止まってしまうことがある
スイッチ操作しても反応しない時がある
半ドアになってしまうことがある
スイッチを押すとドアが「動こうとする」ものの開閉しない という状態
この場合、9割方「ドアロックアクチュエーター(スライドドアリリースモーター)」以下アクチュエーターの故障 が原因です。
点検方法
内装の内張を剥がした状態で、電動スライドドアのボタンを押し、アクチュエーターの動きを直接確認します。
動きが遅く弱々しい
引き切れていない(途中で止まる)
力不足でドアを押し出せない
こうした挙動が見られれば、内部モーターの劣化 と判断できます。
目視で分かるレベルなので、経験のある人であれば比較的早く断定できます。
今回入庫のスペーシアカスタムもアクチュエーターの動きが弱々しく早速交換作業に進みます。
↑修理後のモーターが元気な状態
修理の流れ
ドアトリムを取り外し

スライドドアリリースモーター(アクチュエーター)を取り外し


アクチュエーターを分解し中の劣化したモーターを新品へ交換


ギア部をグリスアップ
再組み付け&動作確認
作業時間は約45分で完了
交換後はスライドドアがスムーズに開閉できるようになりました。
パワースライドドア開閉不良の原因は内部モーターの劣化
アクチュエーター中に駆動用の小型モーターが存在します。それが経年によりブラシや内部部品が摩耗し、トルク不足を起こしているのが原因です。
他車種にも共通するトラブル
このモーターはスペーシアカスタムだけでなく、スライドドアの車種には幅広く採用されています。
スズキ パレット(MK21S)
トヨタ ポルテ/シエンタ
トヨタ エスティマ(50系)
トヨタ アルファード/ヴェルファイア
日産 セレナ(C26、C25)
名称は「リリースモーター」「ドアロックアクチュエーター」など様々ですが、基本構造は同じなのでこのモーターが使用できます。

このモーター単体は税別1500円くらい
車を触る機会が多い人は幾つか持っとくといいかも知れませんね。
純正部品交換
ディーラー修理では「アクチュエーターASSY交換」となり、上記モーター単体では部品が出ません。
純正ASSY交換の場合
部品代 約35,000円前後 + 工賃 → 合計 約4、50,000円程度の請求になるのでは無いでしょうか?
モーター単体交換(当社施工の場合)
モーター代 1,650円 + 工賃45分(0.75h × 8,800円/h=6,600円)
→ 合計 約8,000円程度
👉 工夫するだけで、修理費用を 1/6以下 に抑えることができます。
まとめ
スライドドアの不具合でよくある症状:スイッチを押すとドアが「動こうとする」ものの開閉しない という状態
これらの多くは アクチュエーター内部モーターの劣化 が原因です。
「ASSY交換しかない」と言われて高額修理を検討している方も、実際はモーター単体交換で安価に直せるケースがあります。
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